2011年8月22日月曜日
ASPプロジュニア最終戦
ASPジャパンジュニアツアーの第4戦となる
「QUIKSILVER PRO JUNIOR SHKOKU OPEN」が2011年8月18日~20日の
3日間、高知県安芸郡東洋町生見海岸で開幕されました。
今大会のジュニアU-20はワールド・ジュニア・チャンピオンズに選抜される男子5名、女子2名がセレクトされる重要な最終戦。
ジュニア(Under-20)クラスでは、第3戦が終了している時点で、
渡辺寛選手(宮崎)がトップを走り、2位に大橋海人選手(神奈川)、3位に加藤嵐選手(千葉)、4位が新井洋人選手(神奈川)5位に田中海周選手(徳島)という順位。
上位5名を追う形となる地元で6位の黒越太気、ガールズの2名を3位の橋本恋選手がそれぞれ上位を脅かす状況で、前回のパーフェクトな志田下ポイントの波での勝負に続いて各選手が、今回は小波での競い合いに勝負を挑み、再び真価が問われる。
【大会初日】( 8月18日、木曜日 )
天候は晴れ、弱いサイドオフの風と波のサイズはヒザ~コシ。
当初、ハイタイドでサイズが小さい不安定なコンディションに苦しむ選手もいたが、
そこはいかなるコンディションでも底力が試される展開。
このラウンドのタイキは落ち着いた試合運びで5.40Pt・2.65Ptを揃え1位通過。
初日はこのラウンド32のみが行なわれ、明日はラウンド16からスタート。
ROUND OF 32
Heat#7
Red 1 8.05 黒越 太気
White 2 8.00 湯川正人
Yellow 3 6.00 安井 拓海
Black 4 4.05 塚本 雄太
【大会2日目】( 8月19日、金曜日 )
今朝も晴天で夏空に恵まれ、
若干風向きが北西に変わりつつあるが、
昨日よりもサイズダウンし、波数もかなり減り、
一段と厳しいコンディションとなった2日目。
サイズはヒザ~コシ。
各ヒートで激しい波取り合戦がファイヤー!
昨日以上に難しいコンディションの中、
エクセレントスコアこそ記録される事は無かったが、
名勝負が多く見られた。
Round OF 16
Heat#4
少しでも切れて走れる波を掴み、必ず技を決めていく選手が勝ち上がっていく。
タイキのヒートは前半来ていた波が後半全然波が来なくなり、
ベスト2=7.05Ptを揃えた時点で3位の選手にマークを仕掛けラウンドアップ。
Red 2 7.05 黒越 太気
White 3 5.85 渋谷はるよし
Green 1 9.00 加藤 嵐
Black 4 4.30 中川 マサタカ
そして、暫定シリーズ首位の渡辺寛選手(宮崎)、更に5位の田中海周選手(徳島)の2名がラウンドオブ16で敗退するという大波乱が起こった。
ランキング5位の田中海周選手が敗退したことで、タイキがこの大会で優勝すると
逆転でワールドジュニアへの出場権を勝ち取るシナリオができあがった。
日本代表を賭けランキング6位で逆転可能な黒越太気の明日以降の結果待ちとなった2日目でした。
【大会最終日】( 8月20日、土曜日 )
日本代表をかけたファイナル進出を目指し、
1つ1つのヒートでミスは許されないタイキ。
ファイナルデーを迎えた会場は天候が心配されたが、曇りで風向きは北。
波のサイズはやはり小さく波数も少ない。
満潮前後は割れづらく、朝一か満潮を過ぎてくれば多少は割れやすくなる中
各クラスのファイナルを迎えた。
予定通りスタートしたクォーターファイナル第1ヒートだったが、
波がなかなか入ってこなくて、時間が半分経過した時点で両者ノーライド。
再スタートという前代未聞の第1ヒートから始まった。
Quarter Final
Heat#3
このラウンドから1ヒート25分の持ち時間。
前半両者セット待ちながら相手の出方をうかがう。
しかしなかなか波が来ない。
乗ってから肩が張り出すミドルからインサイドの波に照準を当てた大橋選手が優先権を持ちセットを待つタイキを尻目に、次々とメイクしていきタイキを引き離す。
中盤、1本波を掴んだタイキだったがオープンブレイクで続かない波の為、
すぐさまライディングを止め優先権を取るため沖にダッシュで向かう。
優先権を持ったまま、ハイポイントを出せるセットの波が来る事を信じて、
我慢強く待って待って待って待って・・・とことん待つが無情にも波が来ないまま、
終了ホーンが生見ビーチに鳴り響く。
Red 1 11.25 大橋 海人
White 2 1.00 黒越 太気
プロジュニア最終戦 結果は5位でした。
今回も、大会期間中たくさんの方々から
タイキへの応援メッセージを頂き大変感謝いたしております。
また、暑い中大会会場へ応援に駆けつけて下さった皆さん
『本当にありがとうございました』
≪2011 ASPプロジュニア最終結果≫
第1戦 Quiksilver Amami Island Pro Junior 13位
第2戦 MURASAKI Pro Junior 5位
第3戦 OAKLEY PRO JUNIOR 3位
第4戦 Quiksilver Pro Junior Shikoku Open 5位
国内ASPジュニアシリーズはこれで終わりましたが、
来月から毎週末は大会というハードなコンテストスケジュール。
*9/2~/4 新島 JPSA第2戦/オールジャパン
*9/8/~11 茨城 JPSA第3戦/ガッチャプロ
*9/22~/25 千葉 JPSA第4戦/千葉オープン
*9/29~10/2 茨城 JPSA第5戦/ムラサキプロ
*10/8~/10 ASP WQS2スター最終戦 宮崎 日向プロ
*11/10~/14 JPSA バリ島 JPSA第6戦・最終戦/ガルーダプロ
これからも応援よろしくお願いいたします。
2011年8月16日火曜日
2011年8月6日土曜日
OAKLEY PRO JUNIOR 結果
【8/6 大会初日】
大会会場となる千葉県長生郡一宮町の釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)では、
南からのごく弱い風が吹き、波は胸肩~頭オーバー。
形も良く、波数もある今年1番良い大会コンディションと言っても過言では無い。
午前7時30分、ラウンド50からスタートしたUnder20クラス。
シード権を持つタイキはラウンド32からの出番。
≪Pro Junior/Under20≫
【Round of 32】
Heat#7
■潮が動き出し、コンディションが変化し出し、
セットはサイズがあるものの切れた波を探す選手達。
各選手ファーストマニューバーからセカンドマニューバーを入れに行く際
インサイドの流れが入るセクションでたるくなったり、クローズしたりと手こずる。
そんな中、後半戦、地元/高橋優人選手が肩の切れた波で4マニューバーを入れ
一気に1位へジャンプアップ、前半1位をキープしていたタイキは2位で次のラウンドへ進む。
Red 2 7.45 黒越太気
White 1 9.40 高橋優人
Yellow 3 6.40 高橋 優
Blue 4 6.25 松下涼太
【Round of 16】
Heat #3
■このラウンドも強敵揃い。
各選手エアーを仕掛けに行くがタッチダウンでワイプアウト。
タイキは前半1位をキープするも、中盤、大橋選手が逆転し1位。
その後、各選手アベレージを出すのに苦戦。
誰が良い波をつかみ取りエクセレントライドで一気に1位に躍り出るか判らない。
それ程ポテンシャルを持ち合わせている選手達。
後半、深いボトムから大きなスプレーを飛ばしバックアップを揃えたタイキは
大橋選手と共にクォーターファイナルへ駒を進めた。
Red 1 9.75 大橋海人
White 2 9.15 黒越太気
Yellow 3 8.25 安井拓海
Blue 4 6.60 新井洋人
【8/7 大会2日目 最終日】
昨日のコンディションに比べサイズがややダウンし、
波数も減った状況の中、2011年ASPジャパンツアーの第3戦目となる
プロジュニア「OAKLEY PRO JUNIOR」は、ファイナルデーを迎えた。
【Quarter-Finals】
Heat#4
■いよいよクォーターファイナルがスタート。
タイキはスタート直後、深いボトムターンからパーティカルセクションへ
リエントリーを仕掛けたがタッチダウンでパワーのあるスープに
捕まり痛恨のワイプアウト。
すぐさま小嶋選手が小振りの波をまとめ3ポイントをゲット。
昨日と打って変わって、その後なかなか良い波が来ない。
終盤に入りプライオリティーを持っていたタイキがミドルの波を掴み
2発のリエントリー+レイバックを決め5.50ポイントをゲットして1位へ躍り上がり
次のセミファイナルへ進む。
Red 1 7.40 黒越太気
White 2 4.25 小嶋 海
【Semi-Finals】
■クォーターファイナルに続きこのヒートも良いセットが来ない。
たまに入るセットはワイドブレイクのダンパーORたるくて点の出し難い波。
プライオリティーを持ってセット待ちするタイキを尻目に
小振りの波に狙いを切り換え、3点台2点台をメイクしていく大橋選手。
タイキがファイナルに進む為に必要なポイントは4.55。
良い波を掴み、ミスさえしなければ充分ひっくり返せるので
沖でじっくりセットを待つタイキ。
しかし、なかなかセットがこない・・・・
ここで焦って小さい波に手を出すとプライオリティーを取られ壺にハマるパターン。
じっくり待つ。。。
クロスヒートの展開が続き、目が離せられない。
終了1分を切り、やっと肩の切れたレギュラーーの波がタイキの前に来た。
ボトムから2発のリエントリーでスプレーを飛ばし決めるが・・・
終了間際に乗ったそのライドは・・・無念にも4.0ポイント。
0.55ポイント足らずで、惜しくもセミファイナルで敗退。
Red 1 7.30 大橋海人
White 2 6.75 黒越太気
≪2011 OAKLEY Pro Junior最終公式結果≫
【ジュニアメンズ】
1st:250Pts, U$2,000 加藤嵐
2nd:188Pts, U$900 大橋海人
3rd place, 141Pts, U$550 田中 海周、黒越 太気
タイキの今大会総合結果は3位タイでした。
今回も多くの方々からの暖かい応援メッセージにタイキは励まされた事と思います。
『応援して下さった皆さん!本当にありがとうございました!』
*次回、プロジュニア第4戦 は、
タイキのホームグラウンドでもある生見海岸にて行われます。
大会名称・・・Quiksilver Pro Junior Shikoku Open
開催期間・・・8月18日(木)~20日(土)
開催場所・・・高知県安芸郡東洋町 生見海岸
お近くの方は是非観戦にお越し下さい!
2011年8月3日水曜日
ASPプロジュニア第3戦
ジュニアツアー第3戦「OAKLEY Pro Junior」が8月6日(土)から 7日(日)
まで千葉県の釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)にて開催される。
【以下 8/2 ASPジャパン Newsより】
千葉県長生郡一宮町
(2011年 8月 2日、火曜日)
2011年ASPジャパンツアーの第4戦となるジュニアツアー「OAKLEY PRO JUNIOR」が8月6日(土)、8月7日(日)に千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)で開催される。
夏休みに突入し、猛暑と変則的な気候、台風の到来がにぎやかな8月に入った日本列島は、サーフィンには好条件なシーズンとなってきている。
ASP Japan Junior リーグとして、7月に神奈川県湘南海岸で行われた大会の第3戦目、グレード1の「OAKLEY PRO JUNIOR」プロジュニアU-20が再びここ千葉県の九十九里にやってくる。U-20のクラスはすでに2戦が奄美大島と湘南海岸行われ、ツアーランキングも折り返しをむかえる事となった。
シーズンで最も盛り上がる夏のイベントには、ノースアメリカツアーを転戦するツアーサーファーの帰国を筆頭に全国から最も優秀なジュニアが48人参加し、フィリピン沖に北上し始めた台風のうねりを受けながら最高のコンディションを期待し、6日(土)の朝にファーストコール、スタンバイにはいる。
現在、6,7日には適度な波の条件を期待する事が予想される。このジュニアイベントはJunior Mens(ジュニア20歳以下)U-20とJunior Girls(ジュニア・ガールズ20歳以下)U-20の2クラスで争われる。ジュニアU-20はワールドジュニアチャンピオンズに選抜される男子5名、女子2名がセレクトされる重要な大会でもある。今大会はグレード1(1スター)のポイントが争われ中盤のポイントゲットに向けて各選手とても重要な試合となる。第2戦が終了している時点で、渡辺寛(宮崎)が現在1位、2位に大橋海人(神奈川)、3位に新井洋人(神奈川)、4位に田中海周(徳島)、5位に加藤嵐(千葉)でそれを6位の黒越太気が追う状況である。ガールズは1位が大村奈央(神奈川)、2位に須田那月、3位の橋本恋がそれを追う状況で、前回湘南のビッグウェーイブでの勝負に苦戦した選手が今回は、クウォリティーの高い志田下サイズの波で技の競い合いの勝負を望んでいるので再び真価が問われる一戦となるだろう。
このイベントはインターネットによるライブ配信がされます。
インターネットライブ中継⇒こちら
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この大会に向け、本日、千葉入りしたタイキ。
Do the best ! Taiki !!
皆さん応援よろしくお願いいたします!